入舎を考えている皆さん、こんにちは。令和三年度後期委員会委員長の理工学部3年の小谷竜也です。

こちらの文章を書くにあたり、入舎を検討していたころの自分を少し思い返してみることにしました。『せっかく大学生になったのに、3人部屋?1人暮らしがしたい!、自治活動?なんか面倒くさそう・・・。上下関係?殴られたりするのか、嫌だな・・・。』大体思い返すと、こんな感じのことを思っていたと思います。もしかしたら当時の私と同じような感情を抱いている人や不安な気持ちがある人もいるかもしれません。そこで、不安を払拭するために私自身の経験をお伝えしたいと思います。読み終える頃には寄宿舎に入りたくてウズウズしていることでしょう。

まずは、3人部屋についてです。部屋メンバーで旅行をしたり、テレビを見ながらお酒を飲んだり、ときには深夜まで恋愛相談をしたり・・・。そんな毎日が待っています。もちろん他学年・他人との共同生活なので気を遣う部分はありますが、それ以上に、「帰ったら絶対に人がいる」ということの安心感は格別なものです。入舎前には不安だった共同生活も、今や安心感を感じる要素になっています。寄宿舎に入れば寂しいなんて思うことは絶対に無くなるはずです。

次に、自治活動についてです。そもそも自治活動ってなんだ?なんだか怪しいなあ・・・と思う方もいるかもしれません。そんなに怪しいものではありません(笑)。私達は寮全体の方針や制度からお金の使い道に至るまで、全て学生間の話し合いによって検討をしています。大学の学生部の方との連携であったり、OBの方々からの援助であったり、様々な団体に支えられながらではありますが、組織全体の意思決定を学生主体で行うことが出来る機会は非常に貴重です。皆さんが今見られているホームページも何度も話し合いが繰り返されて作成したものです。寄宿舎に存在しているルール等も全て、年に一度、全学年で改善案を模索する機会があります。80年以上の歴史を持つこの寄宿舎において、自治活動を行うということは、意思決定の「自由」を持つと同時に「責任」を学ぶことでもあると思います。と真面目に書きましたが、正直、自治活動はめちゃくちゃ楽しいです。生活に直結する事柄を皆で夜遅くまで真面目に話合い、実際に行動に移すことが出来る。自分の案が実際に形になり、自治システムとして運用される。こんな環境は他のどの寮にも存在しない、貴重なものであると個人的に思っています。

最後に、上下関係についてです。寄宿舎における上下関係とは、兄・弟のようなものなのかもしれません。上級生は下級生を弟のように可愛がり、言うべきところはしっかりと言う。一方、下級生は上級生を兄のように慕い、何事においても頼りにする。もちろん暴力やパシリなどは断じてありません。今でも、毎日のように上級生の方々に食事に連れて行っていただき、恋愛のこと・勉強のこと・就職のこと・寄宿舎のこと・・・本当に様々なことを相談させてもらっています。卒寮されたOBの方たちとも毎月のように会い、他愛もない話で何時間も盛り上がることが多いです。また、私自身も下級生が何か成功をしたときには自分のことのように嬉しいと思いますし、本当に可愛くて仕方がありません。時には少し甘やかしすぎてしまうこともあるくらいです。寄宿舎はこのような濃密でかけがえのない人間関係で構成されていると言っても差し支えはないでしょう。

以上、3人部屋、自治活動、上下関係と見てきましたが、これは寄宿舎を構成するほんの一要素でしかありません。代々寄宿舎は「社会の縮図である」と言われます。まさにその通りで、寄宿舎に入舎することで大学生活を十二分に充実させることができるのは勿論のこと、それと同時に実社会に通用する学びをも得られると実感しています。私はこんな貴重な場所は他に無いと、自信を持って答えることができます。

どうでしたか?不安な部分は拭い去られ、寄宿舎での生活が楽しみになってきましたか?入舎を検討し、実際に入舎をすることになりましたら、現役舎生一同全力で歓迎させて頂きます。是非、お待ちしております。

令和三年度後期委員会委員長 小谷竜也